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住宅のマネーと制度

2018.11.30

23区では都心の評価が高いものの、城東・城北エリアも健闘

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森記念財団・都市戦略研究所が『日本の都市特性評価2018』を発表しました。全国の各都市がいかにそれぞれの特性を活かしながら都市づくりを進め、人や企業を惹きつける魅力を持っているかなどを総合的に評価しています。

▼都市総合力ランキングのトップ10

主要都市 23区
 1位 京都市 千代田区
 2位 福岡市 港区
 3位 大阪市 中央区
 4位 名古屋市 新宿区
 5位 横浜市 渋谷区
 6位 神戸市 文京区
 7位 札幌市 台東区
 8位 仙台市 目黒区
 9位 つくば市 品川区
 10位 浜松市 江東区

資料:森記念財団・都市戦略研究所『日本の都市特性評価2018』

東京を除く全国の主要72都市と、東京23区を別々に評価しています。「経済・ビジネス」「研究・開発」「文化・交流」「生活・居住」「環境」「交通・アクセス」の6つの分野に対して、合計83指標の個別スコアを設定、その合計スコアによってランキングを行っています。

その結果は一覧表にある通りです。主要都市では京都市がトップで、以下福岡市、大阪市と続き、ベスト10には大都市が並ぶなかで、政令指定都市以外では唯一つくば市が9位に入っているのが目立っています。「研究・開発」の各指標が高スコアを獲得するほか、「生活・居住」分野でも高い評価を得ています。

一方23区では、都心3区がベスト3に並び、以下も都心やその周辺の区が続いています。少し前までは世田谷区、杉並区などの城西・城南エリアがベスト10に入っていましたが、台東区、江東区などの城東・城北エリアが検討しています。ベスト10ではありませんが、「環境」で江戸川区がトップに入っていることなども注目されます。6分野のうち5分野のトップは都心5区が占めており、都心5区以外のトップは「環境」の江戸川区だけでした。地域選びの参考になりそうなので、詳しくはこちらからご覧ください。

著者

山下和之(やました・かずゆき)

新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プラントと税金対策』(学研プラス)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。

山下和之の良い家選び
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