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趣味・生活

2018.12.18

住まいで素敵におもてなし! ホームパーティを素敵に演出する秘訣

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今年も残すところあとわずか。クリスマスに忘年会やお正月など、家族や友人を招いて集まることが多いこの季節、ホームパーティーを開く方も多いですね。

今回はそんなホームパーティーについて、ゲストのおもてなしに配慮した間取りから最新デコレーションまでお伝えしたいと思います。

理想のホームパーティーについてイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

ホームパーティーに配慮した間取り

 

最近はお料理を持ち寄るポットラックなどカジュアルなホームパーティーから、海外のパーティーグッズなどを使ってデコレーションにこだわったオシャレなパーティーなど様々なスタイルでホームパーティーを開く方が増えています。

どんなスタイルのパーティーでもおもてなしの気配りは大切ですね。

そんなゲストに配慮した間取りについてホームパーティをイメージしながら図面を見てみましょう。

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参照図面) 一級建築士 吉田美帆©

 

期待が高まる玄関ホール

玄関はその家の顔でゲストをお出迎えする最初の場所です。

玄関ホールでのポイントは2つあり、1つめは土間部分の広さを確保すること。来客時土間が小さいと靴が置ききれなかったり、脱ぎ履きがしづらかったりしますので、ある程度の面積を取ることで快適な印象になります。

2つめはクリスマスやお正月、七夕にハロウィンなど季節や行事を感じられるような飾り付けができるようなスペースを設けること。少しのスペースでも良いので、おもてなしの気持ちを表現できる場所を用意しましょう。

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玄関の土間部分は広さを確保すると来客用のベビーカーも置けて靴も散らかりにくい。

 

 

ホテルのような洗面室

ゲストをリビングにお通ししたあと、手を洗っていただく流れになりますが、その際に家族の洗濯物が丸見え、という事は避けたいですね。ゆとりがあればランドリールームとして、洗面室に隣接した場所に扉を付けるか、同じ洗面室内でもロールスクリーンやスライドドアなどで隠せるようにしておくと良いでしょう。

またリネン庫を設けておくと、すぐにタオルなどをお出しできるので便利です。理想のイメージはホテルの様な洗面室です。

 

 

 

トイレの位置としつらえ

次に気をつけたいのはトイレの位置です。ゲストにトイレをお貸しする際、分かりやすい位置であることは大切です。

扉が並ぶような場合は、トイレに小窓を付けたり、少しデザインを変えたりしてトイレの位置を聞かれた時に説明しやすくすると丁寧です。

またリビングから近すぎると音などが気になりますので遠すぎず、近すぎずという位置にトイレを計画しましょう。さらに手洗い器と鏡が付けておくと、お化粧直しなども出来て親切です。

 

快適で楽しい対面カウンターキッチン

パーティーではなんと言っても美味しい料理が主役。やはりキッチンはこだわりたいところです。

対面カウンタータイプですと、料理の上げ下げがスムーズですし、みんなの様子が見えるので、適切なタイミングで料理を出すことができます。

また、みんなの会話に入ることができますし、お手伝いもして貰いやすいため、ホストもしっかり楽しめるのでお薦めです。

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対面カウンタータイプはお料理を作りながら会話も弾む。

 

 

 

パーティーデコレーションのコツ

最近では海外のオシャレなパーティーグッズを取り扱うお店も出てきたり、DIYでオリジナルのデコレーションをしたりと工夫次第で楽しく素敵な雰囲気にすることができます。

コーディネートのコツをお伝えします。

 

色をモノトーン+2色にしぼる

 

インテリアのコーディネートでもよく言われる事ですが、初心者の方は色をモノトーン+2色にしぼるとまとめやすいです。

2色のうち1色はゴールドかシルバーにすると華やかさがプラスされる上にシックで素敵な印象になります。

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モノトーン+2色でシルバーやゴールドを加えるとより華やかに。

 

 

メインになる飾りの位置をまず決める

 

飾り付けというとお部屋全体を飾り付けたくなりますが、こちらもインテリアコーディネートと同じく、視線を集めたいフォーカルポイントを設けます。

メインとなる場所を決めたら、そこにメインの飾り付けをし、あとはバランスを見ながら、周囲を飾っていくと綺麗にまとまります。

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視線を集めたいメインの場所(フォーカルポイント)

 

 

最新パーティーデコレーショングッズ

一昔前はパーティーの飾りつけといえば、折り紙を切って輪にする鎖のタイプや、薄紙で作るお花などでしたが、最近はパーティー文化が成熟している海外からのグッズが入ってきたり、それらを参考にDIYで作れるような素材など多種多様なオシャレ物がでまわっていますのでご紹介します。

 

 

アレンジして使える「ガーランド」

ガーランドとは同じモチーフの物を連ねて吊るすグッズで、布製や紙製が多いですが、最近はタッセルタイプのものもあります。

また形も逆三角が一般的ですが、星型やアルファベットなど様々なデザインのものが出てきています。

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逆三角形のガーランド以外におアルファベットなど様々なデザインがある。

 

気分も膨らむ「バルーン」

お祝いを兼ねたパーティーで特に気分を盛り上げてくれるのに最適なのはバルーンです。

通常の風船タイプの物から。数字や文字状のものなどもあるので、お誕生日の年齢を文字で飾ったり、名前を飾ったりと色々工夫するとゲストにも喜ばれるでしょう。

バルーンはパーティが終わったらお子様にプレゼントにしても喜ばれる。

 

 

いかがでしたでしょうか。
実際に展示場でも様々な間取りの実例が見られますので、玄関からの動線やキッチンとダイニングの関係性など確認しながら、使いやすい間取りをみつけてイメージを膨らませると良いでしょう。

 

監修・情報提供

吉田美帆(一級建築士)

SUNIHA UNIHA 代表
一級建築士/グリーンライフプロデューサー/インテリアコーディネーター/宅地建物取引士/LOHASスタイリスト(NPO法人ローハスクラブ認定/花育インストラクター(NPOフラワーハートセラピスト協会認定)武蔵工業大学建築学科(現東京都市大学)卒業、大手設計事務所にて小学校・保育園等の設計、マンションディベロッパーにて企画等を経て、2010年SUNIHA UNIHA(サニハユニハ)設立。
執筆やセミナー、講演会など幅広く活躍する。
・1996年 武蔵工業大学卒業設計蔵田賞受賞
・2011年 国際森林年間伐材利用コンクール審査員賞受賞。
・2016年 フランス国際映像コンペ(MCSD)受賞

Ⓒ2018 Next Eyes.co.Ltd

この記事はネクスト・アイズ(株)が提供しています。

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