GUIDE
はじめての家づくり
賢い選び方のポイント
住宅ローンを選ぶときのポイント
住宅ローンはさまざまなプランがあります。そこで各種住宅ローンを選ぶときのポイントになる点をご紹介します。
住宅ローンは総額で選ぶ
住宅ローンは実にさまざまなプランがあります。資金計画やライフプランに合った住宅ローンを利用しましょう。住宅ローンを比較する際には、トータルの返済額だけでなく、保証料や手数料も含めた総合的な金額で比較するのが基本。とくに保証料は住宅ローンによって異なり、0円から数十万円までと幅があります。こうしたコストも十分に吟味した上で、住宅ローンを選ぶことが重要です。
繰り上げ返済の手数料に注意
住宅ローンの返済を圧縮する方法が繰り上げ返済です。「繰り上げ返済は最も効率的な資産運用方法」といわれるほど有効な手段なので、経済的に余裕のあるときには積極的に利用しましょう。ポイントになるのは繰り上げ返済手数料が無料であること、ネットから振り込みができること。住宅ローンを組む際には見過ごしがちですが、住宅ローン選定の際にはこの2点について確認しておくことも重要です。
金利タイプによって支払額も変わる
固定金利型や変動金利型、一定期間、固定金利が適用される固定金利期間選択型など
があり、各金利型によってメリット・デメリットをもっています。
固定金利型
概要 | 借り入れ時に全返済期間の適用金利が決定されているタイプ。 |
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メリット | 借り入れ時に返済期間全体の返済額を確定することができて安心。 低金利時に借りると、将来にわたり低金利に基づく返済額を確定することができます。 |
デメリット | 高金利時に借りると、将来にわたり高金利に基づく返済額を負担しなければなりません。 |
変動金利型
概要 | 金融情勢の変化に伴い返済途中でも定期的に金利が変動するタイプ。 |
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メリット | 固定金利型に比べ低金利が設定されています。 |
デメリット | 借り入れ時に将来の返済額が確定されず不安が残ります。 将来、金利が上昇すると返済額が増えてしまう可能性があります。 |
固定金利期間選択型
概要 | 返済期間中の一定期間に固定金利が適用されるタイプ。 |
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メリット | 一定期間の返済額を確定することができます。 固定金利型に比べ低金利が設定されています。 |
デメリット | 借り入れ時に固定金利期間終了後の返済額が確定されず不安が残ります。 将来、金利が上昇すると返済額が増えてしまう可能性があります。 |