2019.05.08
首都圏で比較|マンションと一戸建ての資産価値はどちらが高い?
マンションか一戸建てかをお悩みで、資産価値に注目している人も多いと思います。
老後に物件を売る、相続することを考えると、なるべく資産価値が高い物件に住みたいですよね。
しかし、資産価値はどのように決まるのでしょうか。また、首都圏での建物の資産価値は?
ということで今回は、首都圏におけるマンションと一戸建ての資産価値を比べてみました!
INDEX
資産価値とは?
住宅に関する場合の資産価値とは、その建物、土地が持つ価値のことです。
資産価値を左右するのは主に立地や建物の質となっています。
新しい建物、便利な環境にある建物は価値が高く、反対に古い建物や不便さを感じる建物は価値が低いです。
マンションと一戸建ての資産価値
一般的に、立地条件が良くて新築に近い方が資産価値は高いです。
立地条件とは、都心が近い、駅に近いなどが挙げられます。
またマンションの資産価値は下がりにくく、45年ほどの年月をかけて徐々に下がっていきます。
一戸建ての資産価値も同じようにつけられますが、マンションと比べると価値が落ちるのが速いです。
20~30年で限りなく価値がゼロに近づきます。
ただし、価値の変動の少ない土地が残るため、最終的には資産価値をある程度保つことができます。
首都圏における比較
首都圏において、マンションと一戸建ての資産価値にはどういった差があるのでしょうか。
東京での比較
東京は都心で立地が良好ということもあり、ほかの首都圏と比べて物件が高くついています。
また、昔こそ借り屋と持ち家ということで価格差が大きく開いていましたが、今ではマンションの価値が高まり、一戸建てに追いつく勢いで伸びています。
とはいえ、まだ一戸建ての資産価値の方が大きいです。
神奈川での比較
神奈川県も、東京ほどではないですが、ほかの首都圏と比べて物件全般の資産価値が高いです。
東京と同じように、一軒家の方がマンションと比べて価値が高くなっています。
埼玉・千葉での比較
埼玉・千葉の物件の資産価値は、東京、神奈川と比べて少し控えめです。
しかし、この2県は中古マンションと中古の一戸建ての価格がほぼ同じになっています。
言い換えると、中古であれば資産価値が等しいということです。
ただし、新築の一戸建てはこの2つと比べて高くなっています。
まとめ
東京・神奈川では一戸建ての価値が高く、埼玉・千葉では中古物件であればどちらもほとんど変わりません。
埼玉・千葉でマイホームをお探しの際は、価格がそれほど変わらないので、土地が資産として残る一軒家を購入するといいかもしれません。
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この記事はハウジングステージ編集部が提供しています。