2020.03.16
二世帯住宅の玄関は分けるのが正解?一つが当たり前?メリット・デメリットをお教えします。
新しく二世帯住宅を建てるとき、共有玄関にするかしないかは迷いどころです。
玄関を共有にした場合、玄関を世帯ごとに分けた場合のメリットをそれぞれ理解すれば、どっちのスタイルにすべきか明確になるでしょう。
ということで、それぞれのメリットについて紹介します。
INDEX
玄関共有の場合のメリットとは?
玄関を共有するメリットは3つあります。
1つ目は、玄関のスペースを広くできること。
玄関を分けてしまうと、土間や靴箱などを設置するために2倍のスペースが必要になります。
でも、共有玄関ならば、土間を2つ作る必要はなくなります。
共有玄関の場合、比較的広々と土間のスペースを作れるので、車いすが必要な場合でも不自遣いやすくなります。
その点、高齢者や体が不自由な人にとっては重要です。
2つ目は、家族や地域間でコミュニケーションをとる機会が増えることです。
おじいちゃんやおばあちゃんと玄関を共有することで家族間でのふれあいやつながりが感じられるでしょう。
また、それぞれの世帯の来客との交流の機会も増えるはずです。
3つ目は、宅配便の受け取りが楽になることです。
ネット通販での買い物がますます増えてきた近年は、宅配便が届くことも多くなりました。
そこで玄関を共有していると、どちらかの世帯が不在であっても、もう一方の世帯が受け取れますよね。
玄関を分ける場合のメリットは?
玄関を分ける場合のメリットは2つあります。
二世帯住宅の場合は世代が異なるため、生活時間や考え方、価値観に差が生じます。
たとえば、生活時間が異なることで、生活音が気になることも。
こういった問題は積み重なるうちに大きなストレスとなり、衝突や摩擦の原因となります。
そうした問題を未然に防ぐには、玄関を別にするとよいでしょう。
また、将来的に親世帯のスペースを活用できることもメリットの1つです。
子世帯の収納スペースや孫世代の住宅として活用するのもいいですね。
まとめ
玄関を共有する場合、分ける場合のどちらにもメリットがあるため、どちらを選ぶにしても世帯間でよく話し合って、最終的に決めましょう。
二世帯住宅をはじめ、快適な家の動線についてもっと詳しく知りたい!というファミリーは、一度住宅展示場を見学してみることをおすすめします。
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この記事はハウジングステージ編集部が提供しています。