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今どきの住まい・暮らし

2020.11.30

浦和Stories vol.3|芳川ユミさん(「スマイルママコム」代表)

浦和Stories vol.3

浦和にゆかりのある方にご登場いただき、エピソードを通じて、上質で新しいものを生み出す「浦和」の街と人の魅力を伝えます。

育児に多忙なママたちの笑顔をサポートしたい――。
先輩ママ・芳川ユミさんから浦和ママたちに贈るママライフの楽しい秘訣とは?

 

INDEX

浦和は教育に熱心な街。だからこそ、子育てママたちに伝えたい

「上の子どもが生まれたときは地方で暮らしていたのですが、子どもが1歳の時に夫が東京の会社に転職したため浦和へ引っ越してしばらく暮らしていました」。

そう語るのは、さいたま市を中心に活動しているママコミュニティ「スマイルママコム」の芳川ユミさん。浦和を選んだのは子どもの成長において街全体が教育に注力しているところが魅力だったからと話します。

「浦和に引っ越してまずはママ友をつくりたいと思い、保育園の園庭開放へ。そこで知り合ったママたちは、子どもをプレ幼稚園に通わせているなど、あらためて浦和は教育に対する意識が高い地域であることを感じました」。

結婚後、出産を機に専業主婦として育児にいそしんでいた芳川さんですが、実は子育てライフにあまり楽しいイメージを持っていなかったそう。

「自分が出産するまで赤ちゃんを抱っこしたこともなく、妊娠中は子育ての楽しいイメージばかりが先行していました。出産してから『大変な子育て』が始まり、抱いていたイメージとのギャップに苦しんでいました。でもあるとき、たまたま見かけた育児雑誌のママライター募集のお知らせが目に留まり、『よし!やってみよう!』と一念発起。やがて、編集部スタッフとして活動するようになり、楽しそうに子育てをするママたちの取材を通じて『子育てって、思っていた以上に楽しいんじゃない?』と思うようになったんです」。

その後、子どもが同じ幼稚園に通うママたちと3人でスマイルママコムの前身となるママコミュニティを立ち上げ、2012年にはフリーランスで「スマイルママコム」を設立しました。

「私自身、ママコミュニティに参加しても友だちを作れず寂しい思いをした経験がありました。育児ではさまざまな悩みはつきもの。でも、そんな不安も子育てママ同士なら共有できることがたくさんあります。多忙な育児の中でも楽しく笑顔で子育てライフを送れるきっかけを提供し続けていきたいです」

ハッピーなママライフには“自分時間”を

いつも笑顔でアクティブな印象の芳川さんですが、笑顔の原動力にはこのような経験があったのですね。また、笑顔で子育てライフを送るコツは、“自分時間”を作ることだそう。

「子どもが生まれてから、ママたちは“〇〇ちゃんのママ”と呼ばれることも多くなります。でも、時として趣味や子どもを通じたつながりではない友人との時間を過ごすなど、自分軸の時間を作ることもママライフの活力に不可欠です」。

今では「スマイルママコム」のほか、講師も受講生も子育てママのカルチャースタジオ「ママのバ」の運営も手掛ける芳川さん。今後は講座のアレンジだけでなく、講師として講座を開催していきたいと今後の展望を話してくれました。

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教育熱心な浦和ママたちは、子育てもついがんばりすぎてしまいがち。そこでひと息入れることは、ママや家族にとってハッピーにつながります。ママコミュニティやカルチャースタジオを上手に活用してみるのも◎。育児以外の“余白”を作って、イキイキした笑顔のママになりましょう♪

PROFILE

芳川ユミ

高校1年生の女の子と小学4年生の男の子の2児のママ。海外の大学後を卒業後は帰国し、テーマパークに就職。結婚後、出産を機に退職し、専業主婦に。そして第一子が1歳8カ月のときに子育て雑誌の編集部で編集・ライターとして活躍。取材を通じて子育てママたちを応援コミュニティづくりに興味を持つようになり、2010年に同じ幼稚園に通うママたちと3人でママコミュニティを立ち上げる。2012年に「スマイルママコム」に名称を変更し、2014年に法人化。現在は、子育てママ向けのフリーペーパーの発行やママのためのカルチャースタジオ「ママのバ」の運営など、その活動は多岐に渡る。

「スマイルママコム」公式サイト

写真/織田桂子 取材・文・編集/山口瑠美子(ピースなじかん編集部/ファジー・アド・オフィス)

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