2021.11.10
出しっぱなし・置きっぱなしを解消! きれいが続くリビングの壁面収納
家族が集まるリビングでは自然に物が増えてしまうもの。
リビングは比較的に大きな部屋ですが、油断するとテーブルやソファまわり、床にまでに物が一杯ということも…。
すっきりとしたきれいなリビングに憧れながら、現実はいつも物で溢れている状態です。
そんな暮らしにストレスを感じている人もいるのでは?せっかく大容量の壁面収納があっても、
どのように収納したら良いのか分からないというケースもあります。
今回はリビングの壁面収納を上手く使って、おしゃれできれいに暮らすポイントをご紹介します。
INDEX
【1】大容量の「壁面収納」が人気!
リビングは家族みんながくつろぐ空間。いつもすっきりと整えておきたい部屋です。
収納が1箇所にまとまると、生活動線がシンプルになります。お気に入りのアイテムや家族写真などを飾るスペースも確保できます。
さらに来客の予定があっても慌てずに気持ちよく迎えられるように、物の「一時置き場」を確保しておくと日々の暮らしでも役立ちます。
そんなときに便利なのが「壁面収納」です。
①大容量 スペース
リビングの壁一面などを活用して、床から天井までの大容量の収納スペースを確保できるのがポイント。
オーダーメイドの場合、部屋の形に合わせてカスタマイズできるので、スペースを有効利用できます。
さらに耐震効果も期待できるといったメリットもあります。
資料提供②:Flexible
②収納レイアウトの自由度
TVやOA機器のサイズを考慮しながら、レイアウトを決定できます。
扉や引き出しの配置・サイズは収納したい物に合わせて選択しましょう。
収納内部も可動棚にすると、レイアウトの自由度がさらにアップ!使い勝手のいい収納になります。
資料提供③:Flexible
③リビング全体の統一感
扉を閉めた状態は手前がフラットで美しく、部屋全体の統一感が生まれます。
オープン棚を飾り棚として活用すると、おしゃれなスペースとなってメリハリが生まれます。
資料提供➃:Flexible
このように、収納プランが立てやすくて、大容量の収納スペースを確保できるので「壁面収納」は人気があります。
使う頻度や人の身長に合わせて収納場所を決めるようにしましょう。
【2】壁面収納計画は最初が肝心
小さな収納家具と違って壁面収納は空間が分断されないので、同じ種類の物をまとめて収納できます。
壁面収納を作る場合は、物のサイズを確認してから収納場所を計画するのがおすすめです。
【収納計画①】最初に電化製品エリアを決める
持っているTVやブルーレイ、プリンター、ゲーム機などのサイズを把握して、どこに収納するかを決めます。
その周辺にDVDやCDなど備品を収納します。
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【収納計画②】クローズ収納とオープン収納のエリアを決める
収納したい物から観音扉、引き出し、オープン棚のサイズを割り出して、レイアウトを決めます。
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【収納計画③】収納用品を決める
棚や引き出しの中に収める収納用品は機能性で選定、汎用性のある追加購入しやすいものがお勧めです。
オープン棚で使う収納用品はインテリア性も考慮して検討しましょう。
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【3】おすすめの壁面収納のアイディア紹介
壁面収納では、リビングで使う物がすっきりと使いやすく収納されていることが重要です。
使いやすい収納方法としては、「物を置く場所の定位置を決める」です。
定位置が決まると、使うときも探しやすく、使い終わってから戻しやすくなります。
郵便物や書類などは一時的にストックして置く場所があると物が散らかるのを防げます。
使いやすく、そして管理もしやすい機能的な壁面収納のアイディアを少しだけご紹介します。
【収納アイディア①】「隠す収納」「見せる収納」おしゃれに
仏壇も扉の中に収納すると、就寝時や来客時には扉を閉めて隠すことができます。
写真フレームやインテリア小物は飾って見せることもできます。飾るときは、数を厳選するとあか抜けた印象になります。
部屋に置きっぱなしの物がなくなると、オープン棚に飾ったインテリア小物も素敵に見えます。
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【収納アイディア②】引き出しの中は種類別に仕切ると便利
文房具や電池など細かい物は、同じ種類別に収納ケースなどで仕切って収納するとすっきり収まります。
一定量に抑えつつ保管することで、一目瞭然で分かりやすくなります。
資料提供➉:Flexible
【収納アイディア③】書類は棚の中にファイリング収納
教育関係や契約関係のお知らせは種類ごとにクリアファイルにラベルを付けて保管するのがおすすめ。
スムーズに取り出せるように分類して保管するのがポイントです。
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きれいですっきりとしたリビングのために、「壁面収納」はとても便利です。
場所を選ばず使うスマホの充電器など、リビングにちょっと置きたくなるものもありますよね。
そういった物は、どこに置いたか分からなくなってしまわないように、あえて一時置き場を作っておくのもいい方法です。
理想はシンプルでおしゃれ、きれいが続くリビング。そのため、使ったら戻すという生活習慣も大切になります。
リビングが整うと、毎日が気分よく過ごせます。
ぜひ、リビング収納の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
具体的な壁面収納のサイズや仕様に関しては住宅展示場の出展ハウスメーカーで確認してみて下さいね。
執筆・情報提供
鷲谷 直子(わしやなおこ)
NPO法人ハウスキーピング協会認定/整理収納アドバイザー2級認定講師。住宅&住宅機器メーカーなどの収納セミナー講師。その他、都内のカルチャーサロンで『終活セミナー』や『片付けセミナー』を実施。
【取得資格】
整理収納アドバイザー1級/整理収納アドバイザー2級認定講師/整理収納サービスキャリア認証最高ランク認定/同資格キャリアチェックリーダー/整理収納ベーシックコーチ/住宅収納スペシャリスト/ビジュー式お片付けカードワークインストラクター養成講座認定講師/ライフオーガナイザー1級/ルームスタイリスト1級/防災備蓄2級プランナー/フレキシブル収納シマエルインストラクター/ホームエレクターインストラクター/パーソナルコーディネータープロ
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