浦和Stories vol.9｜「HaloHalo mama」代表・齋藤光世さんインタビュー

――齋藤さんにとって、浦和はどんな街ですか？

齋藤さん：私は生まれも育ちも浦和。そして、結婚した今も浦和エリアに住んでいます。私と同じく、結婚してもそのまま浦和エリアに住んでいる地元の友だちも多いんです。
というのも、浦和という街は、なんといっても子育てしやすいんです。都心へのアクセスもいいですし、程よい田舎も近くにある（笑）　その点が受けているのか、最近は子育てファミリーを中心に浦和エリアへの流入が多く見感じます。　ずっといる人も新しく来た人も、いろんな地域の人が集まるエリアになっていることを実感しますね。

ただ、そうした「地元」と「新規」の子育てママをつなぐコミュニティが少ないんです。ですから、私たち「HaloHalo　mama」が架け橋として交流の場を提供できたらと思っています。

――2/6(日)には浦和住宅展示場Miraizuで「ママのためのSDGｓフェス」を開催しました。以前からご自身でもエシカル（※）な取り組みをされていたんですね。

齋藤さん：そうですね。子どもの頃から英語が好きで、発展途上国での開発にも興味がありました。そして、アメリカ留学やフィリピンの孤児院でボランティアに参加するなど、さまざまな海外経験を通じて、おのずとサステナブルやエコロジーなどに興味を持つようになりました。

私生活でも自宅で使用する電気を100％自然エネルギーに変換しているほか、生ごみを堆肥に変えるコンポストメーカーへの寄付などを行なっています。また、私が運営しているネットショップでは、洗剤不要の鉄製フライパンをはじめとした環境に優しい製品も提供しています。
（※）倫理的。道徳上の。環境に配慮したさま

――SDGｓのイベントはいかがでしたか？

齋藤さん：はい。今回は「HaloHalo　mama」として初めてのSDGｓをテーマにしたイベントでした。親子で参加できるワークショップやダンスイベントなどで、会場はにぎわっていましたね。2月らしい寒さにもかかわらず、おかげさまで地元を中心にたくさんの子育てファミリーにお越しいただきました。

――今後はどのような活動をしていきたいですか？

齋藤さん：以前、子育てママたちとＳＤＧｓの話になったとき、「ＳＤＧｓ」というワードすら知らない方もいらっしゃいました。難しくとらえ、他人事に感じているのかもしれませんが、実はごみの分別や節電・節水をすることも「ＳＤＧｓ」なんです。
たとえ小さな取り組みでも、みんなが継続して取り組むことで、子どもたちの未来に心豊かな生活を送る環境をつないでいけるのだと思います。

こうした想いを子育てファミリーと共有できるイベントを催すことは、「HaloHalo　mama」にとって念願でした。
ですから、今後も「HaloHalo　mama」では、今回のようなサステナブルをテーマにしたイベントを継続して開催し、「親子で楽しみながらできるSDGｓ」を知ってもらう機会を提供していきたいですね。

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ほかにも、コミュニティカフェでのワークショップやセミナーなどもどんどんやっていきたいと今後の意気込みを語ってくれた齋藤さん。少しはにかんだ柔和なまなざしの奥に、ママたちの笑顔や気づきの場を提供したいというまっすぐな想いを感じました。