GUIDE
はじめての家づくり
ツーバイフォー工法
コストパフォーマンスに優れたツーバイフォー工法
ツーバイフォー工法(構法)は、アメリカから30年前に入ってきた建築工法で、材料が安価で工事がやりやすいのが特徴。安定した品質と性能を持ち合わせ、コストパフォーマンスにも優れています。
ココがメリット!
- 工事が簡単なので品質が安定
- 合理的な建築工法で短い工期で建築
- 耐震性能や耐火性能の向上も可能
パネルを組み立て頑丈な箱をつくる
アメリカ生まれの建築工法
ツーバイ材と合板だけで強度を確保
ツーバーフォー工法は、もともとはアメリカで発案された建築工法で、日本には30年ほど前に伝わってきました。ツーバイフォー工法で用いる細い木材を「ツーバイ材」と呼び、ツーバイ材の厚みは38㎜に統一されています。このツーバイ材と合板を組み合わせて大きなパネルをつくり、そのパネルを床や壁、屋根として組み立てて建てます。このことで、家全体が箱のように一体化して頑丈になります。
品質確保やコストダウンのために、工場で製造した壁や床パネルを建築現場で組み立てることが増えてきています
合理化した施工で品質が安定し短工期
コストパフォーマンスに優れ
現地加工が少なく工事もはかどる
ツーバイフォー工法は、ツーバイ材と合板だけでつくるシンプルで合理的な工法なので、世界中で普及。そのため、ツーバイ材も世界的に流通しており、建築費用のコストパフォーマンス的にも優れています。また、木造軸組工法のように、木材のつなぎ目などの加工が少ないため、工事がはかどり、均一な品質を確保しやすいのも特徴です。工場などで主要なパネルを製造することで、工期を短くすることも可能です。
コストをかけずに住宅性能をアップ
パネルの材料を工夫することで
耐震性や耐火性を高める
ツーバイフォー工法は、壁材の枚数を増やしたり、壁や床が頑丈になるようにパネルの材質を変更により、耐震性を高めることが可能です。同様にパネルの材料を燃えにくい石膏ボードの使用やその枚数を増やすことで火事に強い建物にもできます。それぞれの材料は比較的安価で、工事は難しくないので、コストをかけずに住宅性能を高めやすい工法でもあります。
- 工法・構造の種類と違い|
- 木造軸組工法|
- RC造|
- 鉄骨造