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今どきの住まい・暮らし

2023.10.04

3世代で暮らす夢の一軒家【ダイワハウス 浦和】

シリーズ:HOUSING JOURNAL

ーー なぜ”戸建て住宅”に住みたいのですか? 分譲マンションではなく、賃貸物件でもなく、どうして?
その答えは、住まう方それぞれのもの。モデルハウスでそのヒントを探してみませんか。

今回のHOUSING JOURNALは、浦和Miraizuに新しくオープンしたダイワハウスへ。
訪れたモデルハウスは3階建て。モノトーンのシンプルな色調に、セラミックの美しい凹凸の外壁。屋根の裏側に配された木目がアクセントを利かせています。
まず目に飛び込むのは、フラットに広く伸びたバルコニーと屋根。特に2階のバルコニーはかなり大きそうです。
大開口の窓が並ぶ1階・2階・3階のそれぞれのフロアに、どのような暮らしが広がるのでしょうか。玄関・リビング・キッチンは?
モデルハウス店長・前田 雅史(まえだ まさし)さんに案内されて、玄関に入りましょう。

INDEX

1階 レイヤーが織りなす空間づくり

玄関に入るとすぐに広がるのは初めて見るかたちのリビングでした。
洋風と和風のスペースがひとつづきに配置され、緩やかなステップで囲われています。

和風のスペースは畳が香る掘りごたつが4席。オーク材の天井の下、静かな照明が灯っています。
「内装にはウォルナットも良い素材ですが、すこし重くなります。この和風スペースの温かみを感じるにはオークが合うと考えました」
と前田さん。
窓からは外光が差し込みますが、すぐ外は植栽で目隠しになっており、どこか親密な雰囲気。ご家族いっしょに、ゆっくりと盃を酌み交わしたくなるような。

反対側につくられた洋風のスペースには一転して解放感があふれます。ソファが置かれた背には2面の大きな窓。ステップが設けられて床が低くなり、さらに天井は一段高く設えています。洋風部分のみ、天井高が3008ミリメートルまで上げられているのです。

「一般的な天井は約240センチですから、ずいぶんぬけが良く感じると思います。」
リビングの中心にある暖炉のような収納ボードはこのモデルハウスのための造作です。

本やモニターを入れ込めるだけではなく、洋風スペースに座っているときには視線をさえぎってくれる目隠しに。
床が高くなったキッチンスペースとの仕切りとして機能しています。

キッチンはアイランド型で、シンクとコンロが分離しているタイプ。黒と木目のコンビネーションがモダンな印象でした。
最高3008mmの天井高を照明やステップでレイヤーのように分けたリビング。壁もブラインドも使わず、同じフロアのなかをこんな方法で仕切っているなんて。戸建て住宅だからこその大胆な空間づくりです。
さて、そろそろ2階に…と思ったとき、階段のわきに隠れ家のようなスペースが。

「ここは読書や盆栽を眺めたりする場所として使ってみてはいかがでしょうか。」
ということは…前田さんがモデルハウスのコンセプトを話します。

「この1階は、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんが暮らす場所として考えてつくりました。上階におじいちゃん、おばあちゃんと、お父さん、おかあさん、お子様が住まわれるスペースがあります。戸建て住宅でしかできない暮らしとは何でしょう? 私たちの提案は『3世代が一緒に暮らす家』です。」

このモデルハウスが建つ北浦和は、埼玉のなかでも立地が良く、地価が安いとは言えない土地です。そこに戸建てを建てるなら、近くに住むよりも家族でお金を出しあって一緒に暮らす。
それがダイワハウスの考えた戸建て住宅の価値でした。

2階 「おうちキャンプ」ができる遊び場と仕事場

2階は印象がいっぺんに変わります。ポップな内装にリビングを囲む窓の外はバルコニー。そこに置かれているのはテント!?

「ここはお父さん、お母さんとお子様のフロアです。」

ご夫婦ともに仕事を持ち、働き盛りで趣味はアウトドア。休日にはお子様とテントに隠れて遊んだり、キャンプで使うようなテーブルとマグでジュースを飲んだりして…。

「このモデルハウスを建てる時に『おうちキャンプ』は必ずできるようにしようと考えていました。土地が安くはない分、1階部分に大きな庭はとりにくいものです。かわりに2階ならバルコニーを広げて明るい遊びの空間をつくれます。軒をしっかり出していますから雨にも濡れにくいんですよ」
お子さんが自分でテントを張れるようになったとき、どれだけ成長を実感できることでしょうか。

キッチンはリビングとバルコニーのすぐそばにありました。使いやすく小回りの良い動線を設計し、家族で見守りあえるように。

椅子は6脚、お友達が来てもくつろぎやすい広めのテーブルはお子様の勉強のスペースにも。

リビングの隣には1.5畳のテレワークスペースとして使える書斎が。
「withコロナ以降、ほんとうに書斎のご要望が増えました。広くはなくても集中してお仕事ができる部屋が必要ですね。」

ご夫婦どちらでも使用できるよう、ニュートラルな白を基調とした書斎に。さらにその隣には…ここにも戸建てならではの空間が。

防音扉を備えたちいさな音楽室。ピアノを習うお子さんと、ご夫婦が趣味の楽器を奏でることも。目を楽しませる壁紙が、2階のわくわくした暮らしに彩りを添えます。
そして3階へ。
「じつは、この家でいちばんの自慢は3階なんです」

3階 自宅にタワーマンションの贅沢さを

ここはおじいちゃん、おばあちゃんのフロア。まだまだ仕事も現役。来客を迎えることも想定したシンプルモダンなリビングの最大の特徴は、タワーマンションのように天井の上まで広げた窓から広がる景色です。

「この3階で叶えたかったのは、とにかく採光と眺望です。爽快感と落ち着きを兼ね備えた贅沢なフロアにしようと。」

その言葉通り、ラグジュアリーなこだわりが詰まっています。暖炉まわりは造作で作り込みました。広い白壁はカーテンを閉めるとプロジェクターセットのスクリーンの役割を果たします。
床は木のテイストがスタンダードななかで高級感あふれる石材をセレクト。
天井高は2720mm。この不思議な高さはダイワハウスが人の脳波を測定して割り出した「もっとも落ち着く高さ」だそう。
その一部だけをあえて2400mmまで落とし、間接照明を仕込んでいます。

キッチンは生活感を極力減らしたアイランド型のバーカウンター。食器棚も隠せる収納です。
そしてリビングの隣室は、寝室とは別に来客が泊まることもできる和室が備え付けられていました。

今回訪れたダイワハウスは、一軒のなかにこれだけのバリエーション豊かなライフスタイルを広げ、決して定番とはいえない「3世代同居」を実現。さらに来客にもふんだんに開かれた家でした。
「当社はskye(スカイエ)という重量鉄骨を使用しています。平屋から5階建てまで建てられる自由度の高い建築材だからこそつくることができた家でもあります。」
数えきれないお客様の理想の暮らしに触れてきたハウスメーカーの底力を感じるモデルハウスです。

玄関を出るとき、前田さんはこう話しました。
「教育や介護の時期など、家は買うタイミングも大事です。けれど何よりも、家を建てて叶えたいこと、日常生活で好きなことをお客様には必ず聞くようにしています。マンションも便利です。でも好きなことを思いっきりできるのが一軒家ですから。」

取材協力

前田 雅史(まえだ まさし)

前田 雅史(まえだ まさし)
ダイワハウス 浦和Miraizu展示場 店長。

【主な経歴】
2003年4月 石川県金沢市・北陸支社 入社
        店長・事業部長 経験を積み
2023年4月 埼玉県北関東支社 課長 兼
        浦和Miraizu展示場 店長 就任

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この記事はハウジングステージ編集部が提供しています。

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