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今どきの住まい・暮らし

2024.09.02

都市と自然の凛とした調和【積水ハウス 川越】

シリーズ:HOUSING JOURNAL

なぜ”戸建て住宅”に住みたいのですか? 分譲マンションではなく、賃貸物件でもなく、どうして?

その答えは、住まう方それぞれのもの。モデルハウスでそのヒントを探してみませんか。

今回のHOUSING JOURNALは、川越ハウジングステージにある積水ハウスのモデルハウス「シャーウッド」へ。

落ち着いた色の外壁と木の格子を組み合わせたキューブ型の住まい。都会的でモダンな外観ながら、カラーはどこか土の温もりを感じます。
室内には、どんな住空間が広がっているのでしょうか。

店長の神山(こうやま)さんにご案内いただき、さっそく家の中へ。

INDEX

光と影が彩る住空間

家の中に足を踏み入れると、奥行きのある玄関が出迎えてくれました。

無駄な装飾が排除されたシンプルな空間なのですが、不思議と冷たさは感じません。
特徴的なのは、正面に見える石壁。

「この壁には秩父で採掘された石を使っています。あえて研磨しきらず石本来の風合いを活かしております。」と神山さん。

触ってみると、ザラリとした感触が手に伝わってきます。人工素材にはない、自然の荒々しさと力強さ。秩父の奥深い山から切り出されてきたのでしょうか。

石壁がアクセントになり、この家の玄関からは引き締まった美しさが漂っています。

玄関の奥には、手洗い場が設けられています。

「お帰りの際には、ご家族、お客様にこちらを使っていただけます」と神山さん。

柔らかな間接照明が照らす黒いタイル。壺に活けられたネコヤナギ の枝が華やかさを添えます。
小さな空間ですが、大切なお客様をお迎えしようという施主様の心遣いが感じられます。

このような、ささやかな「おもてなし」がお客様の心に残るのではないでしょうか。

玄関のすぐ横には、広々としたリビングが。
引き締まった雰囲気の玄関から一変。大きな窓から太陽の光が差し込み、部屋を優しく照らしています。

窓の向こうには中庭が広がり、青々とした植栽が風に揺れています。大人の肩ぐらいある塀が設けられているので、外からの視線も気になりません。
窓を開けると、爽やかな風が顔に当たりました。

リビングに用いられているのは、落ち着いた風合いの塗り壁。色合い柔らかな光が室内を満たします。

「季節や時間帯によって、光の当たり具合が変わります。夕方になると、リビングの雰囲気も全く異なる表情を見せます。」

夕方になれば、部屋がオレンジ色に染まるのでしょうか。
冬になれば、白く清らかな光が壁を照らすのでしょうか。

室内にいながら、時の移ろいを感じられるリビング。
刻一刻と表情を変化させるこの美しい空間に飽きてしまうことはないでしょう。

中庭からリビングを眺めていると、室内まで続く強い一体感。よく見れば、同じ色の床材が敷かれていました。
まるで、リビングの一部が外に伸びているよう。

「室内にいながら外部と一体になる感覚をご体感いただけるような提案になっています」と神山さんは語ります。

家の内と外を明確に区切らず、あえてその境界を曖昧にしているのですね。

『Life Knit Design』と“凛”の住まい

キッチンへ。
リビングとは対照的にキッチンの採光は控えめ。落ち着いた雰囲気で、料理に集中しやすい環境となっています。
壁に沿って大容量のカウンターが設けられ、食器や台所用品を収納できます。

「キッチンはどうしても散らかりがちです。生活感が出にくいように食器等を全てカウンターの中に隠せるようにしました」

普段使いの細々としたものは、全てカウンターの中にしまっておきましょう。
そうすることで、キッチンは料理や会話を楽しめる上質な空間へと変わります。

余裕ある壁面は、プロジェクターで動画を投影することも可能。お食事を楽しみながら、ご家族で映画を鑑賞するのも良いでしょう。

キッチンの横にはパントリーがあり、様々な調味料やゴミ箱、冷蔵庫や電子レンジといった家電製品が置かれています。

リビングから中が見えにくい構造になっているので、キッチンにはものが少なくすっきり。視線も遮りません。
普段使いのものを違和感なく隠すことで、この家の緊張感のある美しさが成り立っていると感じます。

「私たち積水ハウスのコンセプトは『Life Knit Design』。様々な感性をキーワードに込めて、色とデザインの組み合わせでオンリーワンの住まいを実現するご提案をしています。この家に反映されているキーワードは『凛』。力強く、引き締まった美しさがテーマです」
と神山さんが語ります。

軸となる感性があるからこそ、家全体に統一感が生まれるのですね。

パントリーを抜けると、奥行きのあるヌックが。

「リビングからは見えない位置にあるので、静かに読書をしたり、落ち着いた時間を過ごすのにぴったりです」と神山さん。

家族と一緒に生活していても、ときには一人になりたくなるもの。
そんな時はそっとリビングを離れ、このヌックにこもりましょう。

家族と過ごす時間と同じくらい、一人で過ごす時間も大切なのですから。

天窓から差し込む光がヌックを優しく照らしています。

奥まった場所にあるヌックですが、自然光のおかげで薄暗さを感じることはありません。

自然と繋がり、あたたかみを楽しむ

 

2階に上がると、大きな吹き抜けからリビングを見下ろす渡り廊下に出ました。
開放感のある気持ちの良い空間です。

ここから中庭を眺めると、格子が目隠しの役割を果たしているのがよく分かります。
夏場の強烈な太陽の光も格子に遮られることで緩和されるでしょう。

自然をそのまま受け入れるのではなく、上手に調整したうえで取り込むのがこの家の特徴だと感じます。

「あの格子は天然の木材で作られているので、経年変化を楽しめます」

自然素材には、人工物にはない楽しみがあるのですね。

渡り廊下には、大きな椅子を置くだけの広いスペースがあります。

リビングで遊ぶお子様の声を聞きながら、ここでゆっくりと休息するのも良いでしょう。

渡り廊下のすぐ近くには小さな書斎が。
デスクが備え付けられており、リモートワークにも使えるようになっています。

決して大きな空間ではありませんが、小さな箱庭に面した窓が設けられており、圧迫感はありません。

「ふとした瞬間に外の景色を見て一息つけるように、中庭の気配が感じられる窓を作りました」と神山さん。

多くの方にとって、家はお仕事の場でもあります。仕事中に顔を上げれば、そこには美しい緑が覗き、絵画のように四角く切り取られた自然がPCで疲れた目を癒してくれる。

家の中に箱庭を設けることで、このように緑をワークスペースに取り入れることができるのですね。

働く人の気持ちがよく考えられた積水ハウスならではの心遣い。

美しさと暮らしやすさをともに

書斎の次は、水回りへ。
寝室のある2階にはサニタリーが設けられています。家族の使いやすさを考慮した広めの洗面所はグレーで統一。その奥にはウォークインクローゼットとバスルームが。

不必要な装飾を取り除いた、無駄のないデザイン。家全体が機能美にあふれ、余白が配された、まさに「凛」とした住空間です。

大きなウォークインクローゼットの中には洗濯機と乾燥機が備え付けられ、アイロン用のスペースも用意されています。
仕上がった洗濯物をアイロンにかけ、そのままハンガーにかけることができます。

「限られた時間を有効に使えるように家事のしやすさが重要だと考えました。ご負担が最小限になるよう、洗濯・乾燥・アイロン・収納を同じ空間に集中させました」

考え抜かれた家事動線が室内を巡り、視線を楽しませます。

最後に足を踏み入れたのは主寝室。

清潔感のある無垢のフローリングが広がっています。
丁寧に磨き上げられた床は、つい裸足になってしまいたくなる程の滑らかさ。

「ご来場された方に楽しんで頂ける様に川越らしさを取り入れた寝室と致しました。」と神山さん。

障子のような内窓を設け、ベッドサイドには行燈を連想させるライトが。

余計な飾りのないすっきりとしたデザインに和のテイストが加わり、味わい深い部屋になっています。

朝になれば、障子越しの柔らかな光がベッドを優しく照らすのでしょう。

注文住宅だからできること

積水ハウス「シャーウッド」川越店は、家の中に2つの庭を設け、太陽の光を上手に活かした住空間を作り上げていました。

現代的でモダンな室内に木材や石といった自然素材を巧みに取り入れ、温もりのある家づくりを成功させています。

生活動線も十分に考えられていますから、自然と調和する住まいの中で快適に暮らすことができるでしょう。

ーー なぜ、戸建て注文住宅を建てるのでしょうか? この家が出した答えは、

“美しい空間で自分らしく暮らす”

に尽きると感じています。

自然に抗うのではなく、暮らしの中に取り入れて活かすという発想。それは昔ながらの日本の家づくりに通じるものです。歴史と伝統が息づく川越という街に相応しい家だと言えるでしょう。

戸建て注文住宅ならではの魅力が詰まったシャーウッドのモデルハウス。ぜひここを訪れて、ご家族の暮らしをイメージしてみてはいかがでしょうか。

© Housing Stage All rights reserved.

この記事はハウジングステージ編集部が提供しています。

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