2018.09.07
展示場などへの来場者数が増えて引き合いも増加傾向
INDEX
(写真:新座・朝霞ハウジングステージ)
住宅生産団体連合会では四半期に一度、会員企業の支店・営業所・展示場などの営業責任者を対象に、『住宅業況調査』を実施していますが、その2018年第2四半期分の結果が公表されました。
そのなかから関東エリアの動向をみると、グラフにあるように注文住宅に関する各種の見学会やイベントなどへの来場者数は「増加」とする営業責任者が29%で、「減少」は19%となっています。見学者などが増加しているとする営業責任者のほうが10ポイント多くなっています。
その結果、引き合い件数についても「増加」が31%で、「減少」は10%と、具体的に注文住宅の検討を始める人が増えているようです。
現状の購買意欲をみると、「増加」よりは「減少」のほうがやや多くなっています。ただ、これも、消費税の増税が近づくにつれ、早めに取得したほうがいいのではないかと、これから購買意欲が高まってくるものと期待されます。
▼住宅メーカー営業責任者の顧客動向への評価
著者
山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プラントと税金対策』(学研プラス)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
◆山下和之の良い家選び
◆Business journal
◆現代ビジネス
◆ZUU online
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