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住宅のマネーと制度

2018.12.13

一戸建て注文住宅の受注実績は2期ぶりにプラスに回復

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住宅生産団体連合会では四半期に一度、会員企業の支店・営業所・展示場などの営業責任者を対象に、住宅業況に関して調査を実施しています。その2018年7月~9月の実績と、10月~12月の見通しに関する調査が公表されました。

グラフにあるように、7月~9月の一戸建て注文住宅の受注実績をみると、前期に比べて受注棟数はプラス23ポイントでした。4月~6月の受注棟数はマイナス6ポイントでしたから、2期ぶりのプラスです。ちなみに、受注金額ではプラス4ポイントでした。

ブロック別にみると、どのブロックもプラスでしたが、東北や近畿、中国・四国でのポイントの高さが目立っています。関東はほぼ全国平均並みのプラス20ポイントでした。

10月~12月の受注見通しについては、プラス11ポイントとなっています。前期も見通しはプラス19ポイントで実績はプラス23ポイントという結果でしたから、10月~12月期も順調に推移することが期待されます。

▼戸建て注文住宅の受注実績と見通し

資料:住宅生産団体連合会『平成30年度第3回住宅業況調査報告』

著者

山下和之(やました・かずゆき)

新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プラントと税金対策』(学研プラス)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。

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