2019.05.08
マンションVS一戸建て|生涯コストが高いのはどちら?
マンションと一戸建てのどちらに住み続けるのか、お悩みの人も多いのではないでしょうか。
子供が独立し、老後の生活を送る上で古い自宅を売却して設備が整ったマンションを購入する方も増えてきています。
今後のそれぞれのライフスタイルに合わせて、終の住居を考えるとき、やはり気になるのは費用面。
マンションと一戸建てでは、生涯暮らすにあたってかかる費用はどちらが高くなるのでしょうか。
今回は、マンションと一戸建てにおいて、それぞれにかかる費用を考えてみました!
INDEX
マンション、一戸建てそれぞれにかかる費用は?
住宅購入費
マンションも一戸建ても住宅購入費がかかりますが、一戸建ての方が割高となります。
購入費用は大きく土地代と建物代に分けることができますが、マンションの延床面積と一戸建ての土地の場合、一戸建ての土地のほうが広くなる分、購入費用が高くなるのです。
管理費
マンションは管理会社によってきれいに管理されています。
セキュリティが徹底されたマンションも多く、特有の管理費がかかります。共同住宅ではない一戸建ての場合、組合で決められた月々の管理費は抑えられます。
※一戸建てにも必要に応じて定期的なメンテナンス費用が自己負担で生じます。
修繕積立金
修繕積立金とは、修繕が必要になった際に備えて積み立てておくお金のことです。
マンションの場合はこれを徴収されます。
一戸建ては積立金を払う必要はありませんが、屋根、外壁、塗装に関しては自分で管理しなければなりません。
結局は修理費、リフォーム費としてお金が必要になるので、実質払っているともいえます。
駐車場代
マンションで車を持っている場合は駐車場代がかかります。
一戸建てでは、自分の土地の中に車を置くのであれば別途費用は必要ありません。
ただし、敷地外のスペースに駐車する場合は駐車場代が必要です。
光熱費
どちらも光熱費がかかります。
ただ、比較的一戸建ての方はスペースが広く、外灯もある分、光熱費が高くなる傾向にあります。
税金
どちらも固定資産税や都市計画税といった税金を払わなければなりません。
これらは土地と建物に課されますので、マンションと一戸建てでそれぞれの価値を比較してみると、どちらの生涯コストが高いのか判断できます。
その他
一戸建ては、土地と建物を完全に所有するので、次の代に資産として相続することが可能です。
建物の価値は長年住むことで老朽化し、ほとんど0に近くなっていきますが、土地の価値は変わることは滅多にありません。
まとめ
マンションと一戸建てにかかるコストを比較してみたら、費用面で見た場合は大きな差はないものの、住み方ひとつで管理費や修繕費を抑えることができる一戸建てのほうが有利に働く可能性が見えてきました。
これらの費用面での比較を理解した上で、環境など生活面での比較を行うことで、より具体的なイメージを持つことができるでしょう。
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この記事はハウジングステージ編集部が提供しています。