2019.08.21
憧れの「吹き抜けの玄関」。メリット・デメリットは?
玄関は人が出入りする場所ということもあり、できるだけ広く、開放的な空間にしたい方も多いと思います。
玄関に吹き抜けを上手に作ることで、採光が良くなり、開放的ですてきな家にしたい!
そうは思っても、いざ実現してみたときのイメージがわかりにくいものです。
そこで今回は、玄関を吹き抜けにする際のメリット・デメリットについて、ご紹介します。
INDEX
玄関吹き抜けについて
メリット
住宅展示場の住宅にあるような吹き抜けで明るい玄関に憧れる人も多いと思います。
玄関を吹き抜けにするメリットは、天井が高くなることによる開放感です。
玄関に入ると視線が上に抜けるため、視線誘導で玄関を広く見せる効果もあります。
また、高い位置に窓ができるため、光が入って玄関が明るくなるということも大きなメリットです。
間取りや内装に個性を出したい場合にはぴったりです。
デメリット
玄関を吹き抜けにすると、2階の部屋として使う空間が吹き抜けの分だけ減ってしまいます。
そのため、十分に居住スペースを確保しないと、入居後に不満を感じる原因になりやすいでしょう。
また、窓や照明が高い位置に来るので、掃除がしにくくなったり、切れた照明を変えづらくなったりします。
ほかにも、玄関は家の中でも断熱性が低い場所であるため、通常寒くなりやすい場所です。
それが吹き抜けを作ることでさらに冷え、冬場は玄関や家に暖房をつけているのに暖まらないということにも。
注意点
玄関吹き抜けにする際、シャンデリアにすると埃がたまりやすいので避けた方がいいでしょう。
照明も高い位置にあって変えづらくなるため、LEDのフラットなものにすると、埃もたまりにくく、交換頻度も少なくなりますよ。
そして、2階部分の空間が欠けることで、動線が複雑になってしまったり、音が響きやすくなったりします。
そのため、防音対策や家具の配置を考えないと不便に思うかもしれません。
また、階段の配置によっては2階部分が1階から丸見え、なんてことになりかねないため、家具などで目隠しをする必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
間取りの自由度が高いことが吹き抜けの玄関にする魅力になります。
マイホームの購入をお考えの人は、注文住宅も視野に入れてみてはいかがでしょう。
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この記事はハウジングステージ編集部が提供しています。