2019.10.04
子育てしながら自宅サロンで夢がふくらむ
自宅サロンを開催し、カルチャースタジオママのバの講師でもあるハーバリウムとフラワーアレンジメント教室fiore(フィオーレ)主宰相山みちこさんに、なぜ趣味から自宅サロンを開催するまでになった原動力、そして今後の夢などを伺いました。
INDEX
-自宅サロンは長年の夢だったのですか?
時間をかけて計画的に開いたわけではありません。
ハーバリウムを知って、私も作ってみたいと思い、趣味としてはじめました。はじめるやいなや、すぐにハーバリウムの虜になりました。そして、作る楽しさや完成したときの美しさを、多くの人と分かち合いたいと思うようになりました。
そこで趣味の域を出て、講師の資格取得を目指しました。
資格を得て、さてどこで教室をはじめるかという段階になったとき、夫に相談し、自宅でサロンを主宰する選択をしました。
自宅サロン最大のメリットは、会場費が不要であること。それから子どもとできるかぎり一緒に過ごせることです。デメリットとしては、ほかの講師の方とお目にかかるチャンスがないので、情報交換や気づきを得にくいということがあります。
また、リビングをサロンにしているのですが、教室開講の日は、そのたびにリビングから生活感を取り除き、非日常を演出する必要もあります。
家を建てるときに、自宅サロンをはじめることはまったく想定していませんでした。もっと早く気づいていれば、サロン用の部屋を確保したのになぁと、少しだけ後悔しています。
-どんなところにハンドメイドの魅力を感じますか?
子どものころからモノ作りが大好きでした。
何かを作っているとワクワクして、無条件に楽しいと感じるんです。母の影響で、小学生のころからステンシルやトールペイントにチャレンジしたり、料理やパン作りも大好きで、よく台所に立ったりしていました。料理好きが高じて、大学では栄養学を学ぶことに。
やがてハーバリウムと出会うわけですが、大人になったらお花屋さんになりたいと思うほど花が好きだった私は、ずっと花をこよなく愛してきました。子どものころ一緒に暮らしていた祖母が園芸が趣味で、いつも花に囲まれて生活をしていた影響かなと思います。
花と緑を使って、小さいながらも自分なりの自然を創り出すハーバリウムの世界観は、私にとっての原体験をそのまま形にしたようなハンドメイドなんです。
今は手に入らないものはない時代です。ハーバリウムももちろんネットなどで簡単に購入できます。でも、自分の感じた自然を表現できるのは、ハンドメイドならでは。手作りって、それが何であれ、時代が変わっても途絶えることのない楽しみだと思います。
-今後の夢はありますか?
現在、自宅サロンだけでは物足りなくて、「ママのバ」でも教室をもたせていただいています。「ママのバ」は会場費がかかりません。また、自宅とは違って、非日常空間です。さらに、ほかの講師の方々との交流をもてることが、私には貴重でとてもありがたいです。
自分1人では気づけなかったことを発見したり、人ががんばっている姿に触れて刺激を受けたりしています。また、情報交換や共有の場となり、自宅サロン運営の効率化にも役立っています。自宅サロンでのデメリットを補完してあまりある大切な時間です。
近いうちにフラワーアレンジメントの教室も本格的に始めようと計画しています。新しいことを始めるに当たって、逡巡することもあります。でも、「ママのバ」での講師の方々との交流で、情報はもちろん、勇気もいただいて、やる気につながっています。
「ママのバ」が活躍の場を広げてくれていることに感謝しています。
>> お花教室fiore主宰 相山みちこ
さいたま市大宮区三橋で資格取得から教室開講までを手厚くサポートしています。
ハーバリウムとフラワーアレンジメント教室fiore(フィオーレ)主宰
>> ピースなじかん
「家族と子どもと楽しむ」をテーマに、「モノ・コト・トコロ・ヒト」× 埼玉県という切り口で子育てライフの楽しみ方を提案。
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この記事はピースなじかん編集部が提供しています。