2019.10.30
白とウッドを基調とした自然体で暮らせる部屋
ルーム&インテリア 憧れの部屋を現実に
船生みゆきさん(東京都在住)
東京の中目黒駅からほど近く、お洒落なアパレルショップや飲食店を通り抜け、少し住宅が多くなってきたエリアに住んでいる船生美幸さん。お家は1Fと2Fが住居スペース、そしてB1Fは美幸さんが美容師の仕事をしていることから、自身の店舗として使用しています。一児の母として、また美容師として。その空間作りのこだわりを聞いてみました。
全体的に白とウッドを基調として、明るい印象の空間作りを意識しているという美幸さんのお家。B1Fは店舗、1Fは寝室やバスルームがあることから、仕事をしているとき以外の大半の時間は、このリビングで家族3人過ごしていることが多いそうです。「狭い空間でも広く感じられるように、とにかく天井を高くしてもらったんです」と話すように、高い天井は開放感を感じさせるとともに、ロフトスペースを作ったことで季節物など大きな荷物の収納にも役立っているようです。
奥行きがある作りから生まれる広い壁面を利用して、壁にはハンドメイドで制作したという棚を多く設置。お気に入りのインテリア小物を並べることでお部屋の印象もグッと明るくなっています。またこれまで家族で過ごしてきた想い出の写真がたくさん飾られているのも印象的です。
リビングの中でお気に入りは、家を建てたときに大工さんにオーダーメイドで備え付けてもらったというテレビ台。「小さい棚がいくつもあるより大きい物が1つあった方が掃除も楽だし良いと思って、家を建てるときにリクエストして作ってもらいました。子どものおもちゃや細々した物を一気に収納できるのでとても重宝しています。あとは低めに作ってもらったので簡単に拭くことができるし、万が一地震のときにも倒れる心配がないのでいいですね」
ダイニングテーブル代わりで使用しているのは、折り畳み収納が可能なテーブル。「部屋の雰囲気に合うナチュラルウッドなテーブルを探していたときに見つけて購入しました。人が来たときには簡単に広げられるのが便利ですね。普段は子どもが家の中を走り回っているので畳んでいることが多いですが(笑)」
玄関口には旦那さんと息子が大好きな自転車がディスプレイ。休日には一緒に近くの公園へ走りに行くことも多いそうです。高い天井を利用して、スペースをうまく活かした収納方法は参考にしたいポイントです。
「出来るだけ新しいものを増やさずに、シンプルに今あるものを活かして生活するのが好きですね。子どもが成長していくにつれて、また家族で相談しながら工夫して部屋づくりをしていきたいです」
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取材/撮影/ライティング
ART PEACE Inc.