2019.11.11
「いつ」が重要!一戸建てを購入する際に重要なタイミングとは?
一戸建ての購入を考えている人の中でよくあるお悩みといえば、まずは資金をどうするか。それから、どのモデルハウスに決めるかということです。
でも、実は一戸建ての購入時に重要なのは、「タイミング」である場合も多々あります。
というのも、住宅ローンを組むときの相場や金利などによって必要な予算や金額が大きく変わることもあるからです。
ただ、一戸建ての購入にベストなタイミングを見つけ出すのは、なかなか難しもの。
ということで今回は、一戸建てを購入する際のベストなタイミングについてご紹介します。
INDEX
一戸建て購入のタイミングは「低金利状態」
住宅ローンを利用する場合、借入金額に利息が発生するのですが、低金利状態であれば負担が軽くなります。
近年の金融状況は低金利が続いており、2019年も変わらず低金利状態といえます。
金利状態でいえば、住宅購入に適したタイミングといえるでしょう。
一戸建て購入に最適なタイミングとは?
今後日本では、以下の大きく3つの要因で住宅価格が下がるといわれていますので、
注意しておく必要があります。
- ・東京オリンピック
- ・生産緑地の2022年問題
- ・高齢化社会
この3つは住宅供給量や住宅価格を大きく変えるポイントになるといわれています。
次に詳しくご紹介します。
東京オリンピック
東京オリンピック前は景気がいいかもしれませんが、開催後は景気の反動で落ち込む恐れも。
つまり、今は一戸建ての価格が高くなっていますが、オリンピック後の価格は下がるともいわれています。
2020年を過ぎると、同じ条件の物件が比較的安くなっている可能性があります。
生産緑地の2022年問題
東京オリンピックから2年後には、住宅地の転換点になり得る「生産緑地の2022年問題」が訪れるでしょう。
生産緑地の2022年問題とは、従来まで「農地」だった土地が2022年に「宅地」として、たくさん市場に出回る変化のことをいいます。
予想される宅地の広さは、東京ディズニーランドとディズニーシーを合計した面積の約135倍といわれています。
2022年以降は、以前よりも「宅地」や「新築の家」が安く買えるチャンスかもしれません。
高齢社会
こちらはあらためて説明するまでもないですが、近年高齢化が進んでおり、少子化で人口が減少しているため、住宅価格は土地によっては大きく値下がりしていくことが予想されています。
家族のライフスタイルに合わせる
低金利状態や今後の景気を見据えて、住宅購入を検討する人が増えてきました。
でも、もっとも重要なのは家族のライフスタイルに合わせることです。
パパの転勤や子どもの入学・卒業のように、ご家庭によって住宅購入を考えるタイミングは変わります。
現在の景気状態だけでなく、家族の生活にとって最適なタイミングを見極めましょう。
まとめ
今後の景気や政策の動向を考えると、一概にはいえませんが、東京オリンピック後が住宅購入のひとつのタイミングになるかもしれません。
もちろん、それぞれの予算やライフスタイルに合わせてよりよいタイミングを探ることも重要です。
特に一戸建ての購入を検討している人は、住宅展示場でいろいろなモデルハウスをチェックすることで、気になる点がクリアになるほか、どんな家を持ちたいかというイメージがしやすくなるので、一度訪れてみては?