2019.12.27
「一戸建て」と「マンション」どっちがおすすめ?費用や資産価値を徹底比較!
夢のマイホームを検討するにあたって、一戸建てにするか、マンションにするか、悩ましい問題です。それぞれ費用や資産価値はどのくらい違うのでしょうか。
特に賃貸に住むのとは違い、住宅を購入する場合は、資産価値という部分に注目をする必要があります。
そこで、今回は一戸建てとマンションの費用や資産価値を比較してみましょう。
INDEX
費用面での比較
物件の価格
2018年の首都圏での調査を参考にすると、新築の場合は、一戸建てよりマンションのほうが平均して約1500万円高いです。
また、中古の場合は、一戸建てとマンションで価格差はほとんどありません。
一戸建てだけにかかる費用
一戸建ての場合は、契約時か物件の引き渡し時に仲介手数料を払います。
仲介手数料の目安は、6万円に物件価格の3%を加えた金額です。
ただし、物件の売り主から直接購入する場合は、仲介手数料はかかりません。
また、注文住宅の場合は、家の工事中も土地のローンがかかります。
マンションだけにかかる費用
マンションの場合は、修繕積立金がかかります。
修繕積立金とは、マンションの大規模な修繕や共用部分の工事のために集めるお金です。
家賃と同様に毎月払うケースと、物件の引き渡し時にまとめて払うケースがあります。
また、車を使う場合は、駐車場代が必要なマンションもあります。
資産価値での比較
一戸建ての資産価値
一戸建ての特徴は、土地も一緒に手に入れられることです。
家屋に関しては、特に木造住宅の場合だと経年劣化によって、資産価値が下がる可能性があります。
ただし、いつでも簡単にリフォームや建て替えができます。
また、土地に関しては、資産価値が下がりません。
したがって、将来まで一定の資産価値を保てるメリットがあります。
不安な点を挙げるとすれば、マンションほど買い手がすぐに見つけられない可能性がある点です。
マンションの資産価値
マンションでは、1戸あたりの土地所有面積は狭いです。
そのため、マンション自体の資産価値が下がれば、全体の資産価値も下がってしまいます。
近隣地域の再開発によって資産価値が上がるケースもありますが、一般的には資産価値は下がっていくと考えられるでしょう。
まとめ
以上、一戸建てとマンションの費用と資産価値を比較しました。
新築を選ぶ場合は、一戸建てのほうがマンションよりも安いです。
また一戸建ては資産価値が下がりにくいので、将来的な売却には向いています。
したがって、どちらにも魅力はありますが、費用や資産価値で比較すると、一戸建てのほうがおすすめ。一度、住宅展示場のモデルハウスをチェックして、生活スタイルをイメージしてみては?
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この記事はハウジングステージ編集部が提供しています。