2022.06.27
理想の住まいで、家族の笑顔が広がるおうち時間
今どきママの「我が家」拝見! vol.10(後編)
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今どきママの「我が家」拝見! vol.10(前編)
谷田真美さん(東京都在住)
株式会社パルにてファッションブランドmysticのディレクターを8年務めたのちに、Omekashiを立ち上げ、ディレクターとして活躍。
植物や好きな雑貨に囲まれた家に夫、小学2年生のかさねちゃん、ワンちゃん2匹と暮らす。
INDEX
植物が教えてくれた、心穏やかな日常
2年半前に購入した新築の建売住宅に暮らす谷田真美さんご家族。
部屋中のいたるところにフレッシュで個性豊かな観葉植物が並びます。
「前の家は狭くて植物を置ける場所がありませんでしたが、ここに来て、ずいぶんと増えました。コロナ禍で家にいる時間が増え、お世話する習慣ができたことも大きいですね。平日はフルタイムの会社勤務なので、土曜日の午前中に水やりをしています。緑があるだけで気分が違いますね。水をあげているだけでやさしい気持ちになります。普段は忙しないので、心が穏やかになる大切な時間です」
子どもと過ごすかけがえのない時間
小学2年生のかさねちゃんのいる谷田さんご家族は、どんなおうち時間を過ごしているのでしょうか。
「すごろくやトランプ、ボードゲームを3人ですることが多いですね。ペニーワイズという、倉庫のようなアンティーク家具ショップで購入したダイニングテーブルでワイワイと楽しんでいます。DVDや動画配信を観ることもあります。娘が小学校に入ってからは、同じ作品を見て一緒に感動して泣いたり、感想を言い合ったりと、感情をシェアすることも増えました」
コロナ禍で始めたルーフバルコニーでのおうちBBQは、家族の楽しい習慣に。
「無煙炭火のBBQグリルでお肉を焼いて、お昼から夜まで、外ごはんを楽しんでいます。ほかにも、休みの日に朝食を摂ったり、ゲームをしたり、犬たちもルーフバルコニーが大好きなので、一緒にゆっくり過ごしています」
好きなものしかない空間がおうち時間を豊かにする
真美さんのフィルターを通して集められた雑貨やアート作品に彩られている谷田邸は、どこを切り取っても絵になります。
「最初はモロッコテイストの雑貨が中心だったのですが、少しずつアフリカっぽいものも増えてきました。自分の好きなものに囲まれていると、おうち時間が変わってきますね。さらに居心地よくなりました」
谷田さんご家族のおうち時間を豊かにする存在として忘れてはならないのが、ポメラニアンのポンちゃんとマルちゃんです。
マルちゃんは、半年前にやってきたそう。
「マルを迎えたのは、多頭飼いした方が長生きすると聞いたことがきっかけでした。娘も命について本人になりに考えたようで、かわいがるだけでなく、ちゃんとお世話もしています」(夫・慶佑さん)
奇しくも感染拡大のタイミングでこの家に引っ越してきた谷田さんご一家。
おうち時間の中で、インテリアも暮らしも整ってきました。
真美さんが家づくりで最も大切にしてきた“心地よさ”がそこかしこに溢れるいとしきご自宅には、今日もご家族の笑い声が響き渡っていることでしょう。
vol.1(前編)家族みんなでゆったり快適な「おうち時間」
vol.1(後編)子どもの感性を育むこだわり
vol.2(前編)夫婦の理想を叶えた家づくり
vol.2(後編)家族の習慣を変えた住まいの実現
vol.3(前編)大人も、子どもも楽しく過ごせる家づくり
vol.3(後編)リビング、みんなで過ごす場所のこと
vol.4(前編)子どもとペットの仲良しスペースのつくりかた
vol.4(後編)みんなで過ごすお気に入りのスペース
vol.5(前編)子どもを育むお庭のあるお家
vol.5(後編)子どもたちがのびのび走りまわれる空間づくり
vol.6(前編)お互いの存在を感じながらも思い思いに過ごせる工夫
vol.6(後編)「飾る」と「しまう」の調和がとれた暮らし
vol.7(前編)この土地との出会いが導いた平屋の家
vol.7(後編)白い家だからこそ色が映える楽しい空間に
vol.9(前編)家族の時間もひとりの時間も心地よく過ごせる住まい
vol.9(後編)好きなものだけを厳選したこだわりのインテリア
vol.10(前編)家族みんなが心地よく暮らせる家づくり
vol.10(後編)理想の住まいで、家族の笑顔が広がるおうち時間
vol.11(前編)路地庭を介して街とゆるやかにつながる家
vol.11(後編)屋根庭で過ごす家族や仲間との団らんのひととき
撮影/鍵岡龍門 構成・取材・文/羽田朋美(Neem Tree) 編集/HugMug編集部